その①「人生がつまらなくなった話」
これは私が超特急にハマるまでの話です。
長いです。色んなことごちゃごちゃ書いてますが、備忘録ということで大目に見てください。
「変顔ユニットかぁ…色んなのがいるな」
それが超特急に対する最初の印象。
記憶は曖昧だけど多分2014年頃、
めざましテレビ、もしくはBREAK OUT。
とにかく私が見ていた番組にたまに現れる謎のグループ。そんなイメージでした。
当時は別で熱狂的に応援していたグルーブがいて、目移りはしなかったけど、それでも彼らの印象はとてつもなかった。
変顔や、ダンサーがボーカルより前にいるという見たことの無いフォーメーション…
特に驚いたのはメンバーが号車で呼ばれていること。ファンは8号車と呼ばれている事。
「連なって一緒に進んで行くってことか。思い付いた大人すげぇ」
そう思う程度でテレビを消しました。
そんな私は、踊ってみたからダンスに興味を持ちダンサーのオタク、巡り巡って3年程前からアイドルオタクをしている成人女性です。
今も現役オタクなのでグループ名は伏せるけど、私が推しているアイドルグループは、とにかく一生懸命で、人間臭くて、良くも悪くも感情的で、オタク思いな人達です。
(答え合わせはしません)
1つの目標にメンバーが足並み揃えて頑張ってる姿にはいつも心を打たれるし、涙が出るし、私も明日からまた頑張ろうって思える素敵なグループです。
こんなにも好きなグループがあるのに、
なぜ超特急に、8号車に飛び乗ったのか。
それは
疲れたから
この一言に尽きます。
オタク同士のマウントの取り合い。
オキニやら干されやら繋がりやら…
ソースのない噂話で溢れる現場。
そして過剰な現場主義。
どんなに仲が良くても、現場に来なきゃ突然冷たく扱われます。
メンバーから干されるならまだ分かる。
オタクから干されます。なぜ?
私は能天気でバカなので、そういうのはよくわかんないし、仲良くなったオタクはリア友同然だと思っています。
でもこの界隈で仲良くなったオタクの8割は、私が現場に来ていないと友達と思ってくれませんでした。(アイドル現場はこれが当たり前か?)
「私はあなたの人間性が、性格が好きで仲良くしたいって思ってたよ。」
そう思う場面が何度もありました。
私はどんなにグループが好きでも、1人じゃ心から現場を楽しめないタイプなので、縁を切ることもできず、1人で傷付いて、それでも笑ってました。
グループは好きなのに。
人は染まっていくもので
「今日もかっこいい」
「ここに来れたことが嬉しい」
と何でもない事に幸せを噛み締めていた友達も、日に日に
「なんでその髪型なの?」
「良番じゃなきゃ入りたくない」
「今日はオキニがいるからつまんない」
などと言うようになりました。
私だけ置いていかれてる気がして、
私もそうならなきゃいけないような気がしました。
(ぶっちゃけ少しなってたと思う)
ふとした瞬間に楽しくなくて、つらかった。
「ツアー全通しなきゃ」
「チェキ券買い占めなきゃ」
「あいつ最近よく見るな」
「たぬきで書かれてた人だ」
「たぬきに書かれた」
「なんであいつにばっかレスするんだ」
正直もうこんな会話はしたくないです。
面白くないもん。
(逆にこのワード使って面白く話せるなら全然良い。おもろけりゃなんでも良い。でもこういう事言ってるオタクは9割つまらないよ。)
こうして、大袈裟に言うと
「自分はなんのために生きているのか」
と考えてる時に救世主が現れたのです。
②に続く